薄れゆく意識の中で生命の危機を確かに感じる
(3年前。タイトルは吐きダコとわたし。)
こないだ、
脱水症状で久しぶりに死を意識した。
動けないし視界は真っ暗だし脱糞までした。(ドン引き覚悟です、ごめんなさい。)
その日は吐かずに食べた夕食後、いつもより減らした20錠の下剤、10錠の利尿剤、各種サプリメントの合計40錠近くを同時に飲んだ。
その後、利尿剤が効いても水分はほとんどとってなかった。
さらに4時間後。
いつもはジリジリとやってくるはずの胃痛が、珍しくドカーンときた。
想像を絶する痛みとそれに伴う吐き気。
急いでトイレに移動する。
急激に頭が重くなり視界が真っ暗になった。
毛穴という毛穴から脂汗が吹き出る。
便器に座っていることもできなくなって、冷たいフローリングに倒れ込む。
全身から吹き出した脂汗が冷えて、もはや暑いと錯覚する。さらにいつの間にか脱糞していた。(我ながらドン引き)
やばい。これは本当にやばいかもしれない。
薄れゆく意識の中で生命の危機を確かに感じた。
そうだ、水を飲まなきゃ。
水は目の前にある冷蔵庫の中。
なんとか腕を上げて冷蔵庫に手をかけるが、あまりの扉の重さに驚愕した。
死に物狂いで開けた扉から手探りでペットボトルを引っ張り出して目の前に落とす。
完全に意識を失うのがはやいか、水を飲むのがはやいか。
最後の力を振り絞って固いキャップを開けると勢いよく口の中に流し込む。手の震えのせいで大半が無様に口の横から逃げていった。
そこで力尽きて倒れ込む。
また起き上がって水を飲んでまた倒れ込む。
朦朧としながらそれを繰り返した。
徐々に落ち着いてきたのはいいけど、どれぐらい時間が経ったか分からない。
やっと立ち上がれるようになるまで回復して真っ先に、糞を漏らしたフローリングの上を1人で虚しく掃除した。
そんな惨めな休日でしたとさ。
原因は分からないけど、下剤と利尿剤を同時に飲んだのが、良くなかったのかもしれない。
脱水症状やら低血糖やらで、今まで何度かこんな風に死を意識したことがあったけど、おとといのは比にならない。
痛いとか苦しいとか、そんな言葉じゃ到底言い表せない。強いて言うなら恐怖?(語彙力不足)
とか言いながら学習能力のないわたしは、数日後にはきっと何事もなかったように下剤乱用するんだろう。