ひとりで戦うことをやめて過食症を克服した風俗嬢のブログ

下剤と利尿剤を乱用し、1日7回過食嘔吐をして意識不明になった私が伝えたいこと。

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愛着障害の特性と、作家に愛着障害を抱えた人が異様に多い理由

 

 

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本当の問題は「発達」よりも「愛着」にあった

 

愛着とは人と人との絆を結ぶ能力であり、人格の最も土台の部分を形造っている。

 

 

母親との関わりを出発点として、どんな愛着スタイルをもつかにより対人関係や仕事、人生に対する姿勢まで大きく左右される。

 

ちなみに、親の愛着スタイルは子どもに伝達されやすい。

 

 

 

 

 

 

愛着障害の特性

 

  • ほどよい距離がとれず、近すぎるか遠すぎるか、どちらかに偏ってしまう。

 

  • 神経過敏で、自律神経系のトラブルに見舞われやすい。

 

  • 傷付けられたことに長く囚われ、過剰反応しやすく思い込みが激しい。

 

  • 全体より部分に囚われやすく、相手からどんな恩をもらおうと一度不快なことをされれば、それ以外のことは帳消しになって相手のことを全否定してしまう。

 

  • 共感性に欠け、相手の立場に立って思いやることが苦手。さらに恋愛関係において特有の歪みを生じやすい。

 

  • 「0か100か」の極端な思考になりやすく、好き嫌いがはっきりしすぎて嫌いな人にも良い点があるということを認められない。

 

  • 意地っ張りで自分の流儀に固執する(自分にこだわることで自分を保とうとするため)

 

  • 自力で対処しようと極限まで我慢し、結果的に潰れてしまう。

 

  • 自分を活かすのが下手で、向上心や自己肯定感が乏しい。

 

  • 道化役を演じる人は自分を粗末に扱うことで、相手に気を許してもらおうとする。自己卑下的な傾向が強く、その根底には自己否定感がある。

 

  • 性的な問題を抱えやすい。その背景に、混乱した性的刺激を幼い頃から受けてしまったケースも少なくない。

 

  • 親代わりの存在を求めているため、ずっと年上の異性が恋人や配偶者になることが多い。逆にずっと年下の異性に対して親のように振る舞うことで、自分が欲しかった存在になろうとすることもある。

 

 

 

 

 

 

依存しやすく、過食や万引きも

 

安心できる安全基地を持っていないため自分を支えるために何かに依存するしかない。

 

依存対象はアルコール、薬物、過食、買い物、セックスなど。

 

 

物への異常な執着という形で表れることもあり、愛情飢餓を抱えやすい愛着障害の人にとって、物やお金は「愛情の代用品」となる。

 

ちなみに愛着障害の人にみられやすい犯罪行為はダントツで万引きや盗みである。

 

 

 

 

 

 

作家や文学者に愛着障害を抱えた人が異様に多いわけ

 

書くという行為はある意味、愛着障害の自己治癒の試みともいえる。


作家に愛着障害を抱えた人が非常に多い理由は、創作という行為が愛着障害の傷を癒そうとする、無意識の衝動に駆りたてられたものだからだろう。

 


何を書いても許される原稿用紙という安全基地にすがるほかないのである。

 

書いても書いても癒し尽くせない心の空洞があってこそ、作品を生み出し続けることができるともいえる。

 

 

 

愛着が不完全で安全基地をもたないと、そこに縛られることがないので、まったく常識を超えた目で社会を見たり、物事を感じたり、発想することができる。

 

 

創造者にとって愛着障害はほぼ不可欠な原動力なので、愛着障害をもたないものが偉大な創造を行なった例は、むしろ稀だ。

 

破壊的な創造など、安定した愛着に恵まれた人にとって、命を懸けるまでには必要性をもたないからである。

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

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