下剤依存。あまりの痛みから「神様許して。」
昨夜、23錠の下剤を飲んだ。
量が多いので、いつもこうしてスプーンで一飲み。
ピーク時に比べれば全然マシだし、
1錠ずつでも減らす努力はしてる。
それでも、まだ下剤はやめられない。
下剤がないと、いまだにほとんど排便できないからだ。
あまりの痛みから「神様許してください」
当時は、吐き残し以外、一切栄養を摂ってなかったから自力での排便はまずなかった。
むしろそれがあると、パニックになる。
「全部吐いてるはずなのに!!なんで?!?」と。
3日に1度、過食嘔吐の後に30〜40錠のピンクの下剤を0カロリーのアクエリアスで流し込む。
吐いた直後のせいか、下剤を口へ運ぶ手がガタガタ震える。
「これで太らなくて済む」
当時なんの知識もなかったわたしはそっと胸を撫で下ろし安心した。
下剤がわたしにとっての精神安定剤だった。
約6時間後、痛みは突然やってくる。
ジリジリジリと徐々に身体を蝕んでいく。
胃は痛過ぎて熱い。今にも火がつきそうなぐらい。
それに腹痛も加わり、呼吸も苦しくなる。
「きた.....」
この痛みだけは、何度経験しても慣れなかった。
便器に座り、ここから長い長い戦いが始まる。
あまりの痛みに意識が遠のく。
「神様ごめんなさい。神様ごめんなさい。もう二度と下剤なんて飲まないから許してください。」
バカみたいに、もう二度と使わないと毎回誓う。
本当に、学習能力の無さには呆れる。
ただ、厳密に言うと、
この地獄のような痛みよりも太ることの方がはるかに耐えられなかったのだ。
孤独なトイレの中では、この痛みが永遠に続くように思えた。
排便の波は過ぎても、痛みは容赦なく襲ってくる。
胃腸が悲鳴を上げているのが分かる。
便器に座ってることもできないし、ベッドまで戻る体力もない。
脂汗が止まらない。
特に額と背中がぐっしょり濡れている。
いつもトイレの前の冷たい廊下で朝を迎えた。
時計の秒針の音だけが虚しく響いていた。
生肉を食らう
ちなみに下剤を使わない最後の手段として、
生肉を食らってたクレイジーな時期もあった。
生肉を食う→腹が痛くなって排便→指を突っ込んで吐く
こうゆう流れ。
本当に頭がおかしい。
生肉を食うなんて、いろいろ問題大アリなのに。
まぁ今思うと、過食嘔吐のせいで脳に十分な栄養がいってないんだから、正常な判断ができないのは当たり前かもしれない。
1日でも早く下剤を卒業するために
最近では、なるべく下剤を使わなくて済むように、
乳製品やバナナ、プルーンなどを積極的に摂るようにしてる。
特にプルーンは緩下作用があるからおすすめ。
(むしろ下痢になるので2〜3粒で様子見た方がいい)
食べるのが辛いときは、こうしてスムージーにして飲む。(これはプルーン入ってないけど)
ちなみにこのグリーンスムージーのレシピは自分で開発した。(一体わたしはどこに向かってるんだろう)
いつまでもあんなことしてたら身が持たないので、1日でも早く下剤を卒業したい。