ご奉仕精神が裏目に出て、本末転倒
わたしは今の仕事が大好きだ。
( 1年前の宣材写真。身バレしそう。別にいいけど。)
目の前のお客さんに笑顔になってもらえて、
さらに「ありがとう」の一言でも貰えた日にはその日の疲れなんて一瞬で吹き飛んでしまう。
自分の努力の成果がダイレクトに返ってくる。
数字で見てもその成果は一目瞭然だ。
わたし史上、こんなにやりがいを感じられることは他にない。
久しぶりに呼んでもらった本指名のお客さんは少々ハードな人だった。
指遣いから何から何まで荒々しい。
「もう少し優しくしてほしい」
その一言が言えればそれでよかった。
お客さんも痛くしようとしてる訳じゃない。
でも、徐々に上がってくるテンションを噛みしめるお客さんを見て、わたしのテンションは爆発的に上がった。
「嬉しい。この人の望みを叶えられてる。楽しんでくれてる。もっともっと楽しませたい。」
その瞬間、
アソコ痛い < お客さんが満足
こうなる。
優先順位の一番がお客さんになる。
たとえアソコが痛かろうと。
( 厳密に言うと、最中はわたしもアドレナリンが大量放出されてるせいか、たぶん半分程度の痛みしか感じてない。)
案の定、わたしのアソコは壊滅的だった。
出血もあり、翌日鏡で見るとパンパンに腫れ上がっていた。立ってるだけで痛む。
大事な商売道具なのに、これじゃ元も子もない。
こんなことが多々ある。
お客さんに喜んでほしくて身体を壊す。アホだ。
自己犠牲の精神も、大概にした方がいい。
と、我ながら思う。